お局は相手にしない!無駄な対立を避けるため賢い方法

  • 今日もお局に嫌味を言われて腹が立った
  • お局はなんであんな態度なの?
  • お局に堪えてきたけど、そろそろ限界

こんな悩みを解決できる記事になっています!

「お局を避けて仕事をしたいけど、全く会話をしないわけにもいかない・・・」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論、適切に距離をとれば、ストレスを最小限に抑えることが可能です

今回は、10年間の公務員生活でさまざまなお局と働いていた筆者が、無駄な対立を避ける賢い方法を紹介します。

すでにお局対応に限界を迎えている方の対応方法も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

お局が嫌がらせをする3つの理由

「お局」とは

もともとは、江戸時代の大奥で重要な役割を担う女性のこと。

現代では、厳しい物言いをする厄介なベテラン女性を指します。

  • 妬み嫉みの感情をもっているから
  • 自分の立場を守りたいから
  • ストレスのはけ口にしているから

妬み嫉みの感情をもっているから

お局は、長年の職場でのポジションが脅かされることで、相手に対して攻撃的な態度を取ることがあります。

お局が妬みやすいタイプは以下のとおり。

  • 自分より若い
  • プライベートが充実している
  • 仕事ができる
  • 美人

プライドが高いお局は、自分が1番ではないと気が済まないのです。

このような妬み嫉みの感情により、お局は若い芽を枯らしてしまうのです。

自分の立場を守りたいから

若手や後輩が成長すると、自分の存在感が薄れたり、重要な役割を取られたりする恐怖から、自分を守ろうとします。

その結果、後輩や新しい社員に対して冷たく接し、意図的に嫌がらせをすることがあります。

たとえば、こんな感じです。

  • わざと指導・サポートしない
  • 他の社員がいる前で厳しく批判する

このように、お局は「自分がいないと仕事が回らない感」を演出し、自分の価値をアピールしているのです。

ストレスのはけ口にしているから

お局は、私生活でのストレスを発散するために、攻撃的な態度になることがあります。

実際に、過去のパワハラお局は私生活が上手くいかない時期にあたりが強かったです。

  • 不倫相手と会えない時期
  • 夫と冷戦中
  • 子どもの受験期

また、年齢的に

更年期障害によるイライラ

も考えられますよね。

このように、お局は行き場のないストレスを職場で発散しているのです。

お局を相手にしなくていい理由

お局を相手にしなくていい理由、それは

お局は変わらないから

ということです。

もしかしたら、絶望してしまった人もいるかもしれません。

ほしこ

私もお局を「変えたい」と思っていた時期があるので、分かります。

しかし、お局の性格や態度は、長年の経験や自分の地位に基づいているため、他人が簡単に変えることはできないのです。

もしあなたが、世直しもこめて言い返したならば

  • もっと言い返される
  • 関係悪化で仕事がしにくくなる
  • 他の社員に告げ口される

など、状況悪化につながりかねません。

彼女が持つ考え方や行動パターンは、他人の影響で変わることは少ないです。

だからこそ、無理にお局を変えようとして振り回されるのではなく、自分のペースで仕事を進める方が賢明ですよ。

お局が変わらないのは当然のことなので、気にせず自分の仕事に集中することでストレスを減らすことができます。

ほしこ

合言葉は「お局とは戦わない」

お局を相手にしない賢い方法

  • 物理的に距離をおく
  • 聞き流すスキルを身につける
  • 適度な同調を活用する
  • 「表向き」の礼儀や敬意を忘れない
  • 期待しないマインドをもつ【重要】

物理的に距離をおく

お局との距離が近いと、無意識のうちに相手の言動に敏感になってしまい、ストレスがたまりやすくなります。

そのため、私は以下のように物理的に距離をとっていました。

  • 休憩の時間をずらす
  • お局にイラついたら、別室で呼吸を整えてから席に戻る

また、視界に入るだけでイライラするので

  • お局のデスクと接する側に、卓上引出しや本立てを設置する
  • 電話台の位置を調整する

など、お局の顔が見えないようにしていました。笑

できるだけ怪しまれないように、事務所内の掃除の時間などに環境を整備していましたよ。

物理的に距離をとることで、ストレスを必要最小限に抑えることが大切です。

聞き流すスキルを身につける

お局の発言は、感情的なものや個人的な意見が多いため、すべてに向き合うと余計なストレスが溜まります。

そのため、理不尽なことを言われたら以下のように、心の距離を置いてスルーしていました。

  • この人はこういう性格だから仕方ない
  • プライベートで上手くいかないことがあったんだな

基本は「かわいそうに・・・」という気持ちで接していました。

業務に関するアドバイスだけ受け入れて、あとは聞き流しましょう。

適度な同調を活用する

適度に同調することで、相手を満足させつつ、無駄な対立を避けることができます。

実際に私も、お局が口を出してきたときに「そうですねと表向きに同調しつつ、自分のやり方で進めることがありました。

ほかに、便利な同調ワードにはこんなものがありますよ。

便利な同調ワード
  • わかりました
  • それもそうですね
  • 参考にさせていただきます

表面的には「わかりました」と受け入れる姿勢を見せながらも、自分のやり方を守るバランスが重要です。

「表向き」の礼儀や敬意を忘れない

お局は、自分のことは棚に上げて礼儀や敬意を強く求めることが多いです。

どんなにお局の言動に不満があっても、人として最低限のマナーは守るようにしましょう。

たとえば、表向きの礼儀は以下のとおりです。

ポイント
  • あいさつする(無視されても)
  • 報告する(「聞いてない!」と怒り狂うため)
  • お局の意見には一度素直に受け入れる姿勢を示す

つまらないところでお局の怒りスイッチを押したくないし、同じ土俵には立ちたくないですもんね。

表向きの礼儀や敬意をしっかりと保つことで、お局とのトラブルを最小限にできます。

期待しないマインドをもつ(重要)

そもそもなぜお局に対して感情的になってしまうのかというと、どこかでお局に期待しているから。

「いやいや、そんなわけない」と思う人もいるかもしれませんが、こんな感情になったことはありませんか。

  • 普通なら~してくれるだろう
  • これならわかってくれるだろう
  • もう少し優しくするべき

上記のようにお局に対して期待を抱くと、その期待が裏切られたときに、強いストレスや失望感を感じてしまいます

くり返しになりますが、お局の性格や行動は長年にわたって培われており、簡単に変わることはありません。

お局に過度な期待を抱かず、相手は変わらないと割り切りましょう。

お局対応に限界を感じたとき【体験談】

  • お局の言動を記録する
  • 上司や人事に相談する
  • 診断書をもらって休職する
  • 転職を視野にいれる
  • 在宅ワークのスキルをつける

お局の言動を記録する

お局との問題がエスカレートする前に、具体的な証拠を残しておくことが後々の対応に役立ちます。

上司や人事に相談する際、ただ「つらい」と訴えるだけでは説得力が弱いですが、記録なら客観的に伝えることができ、適切なサポートを受けやすくなります

ちなみに、私は以下のような記録をつくっていました。

日時場所・状況・言動など
○年○月○日 :
お局記録票

記録を取ることで、冷静な判断ができるようになり、後々の相談もスムーズにいきました。

お局とのトラブルが限界に達する前に、客観的な証拠をしっかり残しておきましょう。

上司や人事に相談する

早い段階で上司に報告することで、改善策を提案してくれる可能性が高まります。

とくに、先ほど作成した記録をもとに相談すれば、感情的ではなく具体的な問題提起ができ、上司も動きやすくなりますよ。

たとえば、以下のような現実的な解決策をとることができるかもしれません。

  • 人事などからの指導
  • 業務分担の変更
  • 部署の異動

一人で抱え込まず、早めに上司や社内の窓口に相談することで、職場環境の改善が期待できます。

上司や社内のパワハラ相談窓口で解決しない場合は、外部の機関(労働局など)への相談も視野にいれましょう。

診断書をもらって休職する

精神的・身体的なストレスが限界に達した場合、無理に働き続けるのは非常に危険です。

休職制度がある会社は、医師に相談し診断書をもらうことで、休職が可能になります。

私も、動悸や手の震えなどが出るようになって、診断書をもらって休職しました。

無理に働き続けると、最悪の場合長期的なダメージを引き起こす可能性もあります。

休職することは、一度冷静に状況を見つめ直す時間を持つことにもなりますよ。

心や体に不調を感じたら、無理せず診断書をもらい、休職して自分を守ることが大切です。

転職を視野にいれる

自分のキャリアや幸福感を守るためにも、他の職場で新たなスタートを切ることもアリです。

実際に、業界内で別の会社に転職した元同僚は、お局から解放されてイキイキと働いていています

自分のスキルや経験を活かして、新しい職場でさらに成長できる可能性は十分にあります。

お局との関係が改善されないなら、転職を視野に入れ、次のステップに進むことも一つの選択肢です。

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在宅ワークのスキルをつける

転職先でもお局がいたらイヤだな・・・」という方もいると思います。

最近では在宅ワークが可能な職種や業界が増えており、お局のような厄介な人間関係を避けることができますよ。

たとえば、在宅ワークをかなえるスキルは以下のとおり。

在宅ワークができるスキル例
  • プログラミング
  • WEBデザイン
  • ライティング
  • マーケティング

自分のペースで仕事ができ、ストレスの少ない環境で働けるため、自分の健康を守ることができますよ。

在宅ワークのスキルを磨くことで、自分に合った柔軟な働き方を実現できます。

お局を相手にしない賢い方法まとめ

  • 物理的に距離をおく
  • 聞き流すスキルを身につける
  • 適度な同調を活用する
  • 「表向き」の礼儀や敬意を忘れない
  • 期待しないマインドをもつ【重要】

「なんで私がこんなに悩まなくちゃいけないんだろう」と不満に思っている方もいるかもしれません。

たしかに、職場には仕事をしにきているのに、仕事以外の悩みがあることは、やるせないですよね。

けれども

お局はあなたの成長に影響を与える存在ではありません

お局を気にしすぎると、本来集中すべき業務や自己成長に使うエネルギーが分散してしまいます。

自分の成長にフォーカスして、達成したいことを実現していきましょう。

参考

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この記事を書いた人

バセドウ病もちの1児のママ
公務員として約10年間勤め、育休復帰後に体調不良により休職⇒退職。
今では2サイト運営中。
ブログの運営について、初心者向けに分かりやすく発信していきます!

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